作品紹介 ~青の被せガラス『満月が煌く海辺』~ 完成!
こんにちわ&はじめまして(●・(エ)・●)
数日前にツイッターで『一番見たい次回作について』をアンケートとらせていただき、その結果一位になった『被せガラス作品』を先日トライしましたが納得がいかず、リメイクします!と宣言しましたが…
※完成はしたものの納得がいかなかった試作Ver.
あの後、練習用のガラスに色々彫ってみたりしてようやく本日完成したので、今回はそちらについてご紹介したいと思います。
今回もヴェートリガーレ技法を用いて改めて、
青の被せガラスに『満月が煌く海辺』を描きました。
※使用している技法『ヴェートリガーレ』についてはこちらから↓
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今回は下絵の写真を撮っていないので、まず満月の一彫り目からの紹介です。
今回は前回より満月を少し大きめにしてあり、雲がかかってはいないものの少し近くに来るようにしてあります。
こんな感じですね。
この微妙な距離の変更は、満月の周りをボンヤリとボカす予定なのですが、その際にこの距離まで雲があると『その部分だけ満月のボンヤリとした光が遮断される』という表現ができるので…
と、言葉で説明してもわかりづらいかもしれないので、後ほど写真と一緒に改めて話します(笑)
そしてこの部分が前回まるで納得がいかなかった部分。
そう、島です。
今回は島自体には一切光を当てず完全に黒いものとして残しつつ、周りに雲があり、その雲の明るさで空間との境目を表現しています。
また、海面部分にもある工夫をするのですが、それはまた後ほど。
こちらも『もう一つの島』です。
この少し手前にある島がある事により、ただの黒い空間ではなく島っぽさをだしつつ、立体的な表現をできるよう工夫しています。
この島があるからこそできる海面の表現というのがあるので。
そうこうしているうちになんとか完成!
上からのライトを当てながら撮影すると月が光っているように見えてなんとも綺麗に見えるんですよね~。
先ほどチラッと話していた部分についてですが、雲が満月自体にかかっているわけではないものの、満月の周りのボンヤリとした明かりにかかっていて、そこに彫りの強弱を表して立体感を出しています。
ちなみに、裏側からみたらちょうど雲があり、月が薄くなるので雲に隠れているようにも見えるよう彫っています。
今回は少しバタバタしながらの撮影だったのでスマホのみの撮影ですが、また改めて明日…明後日かな?にはデジカメでの撮影と動画撮影をしますのでお楽しみに。
それにしてもスマホの写メだと逆光の時はピントがなかなか合わず、綺麗に撮れない…
島の部分の撮影なのですが、ちょっとわかりづらいかな…?
一応、前回のものと比較すると驚くほどにわかりやすくクッキリと島らしさがでています(笑)
そしてこちらがもう一つの島。
ん~やはりわかりづらい…!
日中に撮影しないと多分見えやすく撮れないと思うので、出来れば明日にでも撮りたいのですが明日は友人達と飲み会があるのでちょっとムリかもです。
え?飲み会ならお昼のウチに撮れるんじゃないの?って?
お昼から飲んできます…!
皆夜は忙しい&翌日お仕事だったりするので、会える時間会える日に楽しく過ごすようにしてます。
ちなみに…今回の写真では少しわかりづらいですが、島を手前と奥に置くことにより、その境目の海面が強く光っている表現をしています。
そうするとよりハッキリと島がそこにあるであろう雰囲気が出るのと、明るさにも強弱がつくので。
結構うまくいったなぁとは思っているのでちゃんと撮影して、動画も撮って、よりわかりやすくお届けしたいと思いますのでぜひ、お楽しみに!
余談ですが…
気になるひとがもしいたら、と思って話しておくと
普段途中経過の写真をアップしていると『ガラスコップに汚れなのか光なのか粉みたいなのがついている』と疑問に思った方もいらっしゃるかと思いますが
あれは埃や汚れではなく、ガラスの破片(粉状)です。
わかってたよー!って人もいるかもしれませんが(笑)
被せガラスだとクリアガラスよりハッキリと見えるので、もし疑問に思っている人がいたらと思って、念のため。
作業中は当たり前ですが、粉が凄く出るし結構飛びます。
また、手袋をつけて作業していますが勿論手袋にも大量に粉状のガラスが飛びつきます。
作業中は耳を掻いたり、それこそ目をこすったりしたら大変な事になるので、もしグラスエングレービングをやる場合は、終わるまではなるべくガラスや道具以外は触れないほうが安全ですので、お気をつけを。
それではまた次回の記事で~(●・(エ)・●)