作品紹介 ~十二星座シリーズ 第三弾『双子座(Gemini)』~
こんにちわ&はじめまして(●・(エ)・●)
ついに来たか!!
と思って下さった方。
ありがとうございます。
むしろごめんなさい。
そしてお待たせいたしましたーッ!
十二星座シリーズ第三弾『双子座(Gemini)』が完成しましたので今日はそちらの紹介です。
※過去の十二星座シリーズはこちらから↓
※使用している技法についてはこちらから↓
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ではまず下絵からご紹介します。
こんな感じですが、彫る時にちょっとイメージを変えたりしています。
それはまた後ほど。
ちなみに裏面にはいつも通りスクロールがあります。
双子座は記号も星座の形もとてもシンプルでやりやすいのですが、星座の絵(双子)が難しいというなかなかハードな作品でした。
ちなみに今回、メイキング動画を撮影しようと思ったのですが…
写真なら手前にピントをあわせられるのですが、動画になるとどうしても『奥の絵』にピントがあってしまい、肝心の手前(作業中の所)がボヤけて見えないので断念しました。
結構何回か撮影チャレンジしてみたんですがどうもうまくいかず…
裏面にも絵がある時の撮影方法を模索しないとですね。
とりあえず一彫り目に入る前に星座シリーズは必ずこちらの星座から仕上げます。
これに合わせて絵自体のボカし方などを調整するので。
その後ザックリと一彫り目を行います。
この時点でちゃんと仕上がるのか正直ちょっと不安でしたが…
その後ボカしていくと…
良い感じに仕上がり始めました。
毎回撮影する時に思うのですが、肉眼だと見えないものも接写すると色々見えたりしてちょっと恥ずかしい気持ちにもなりますね。
敷いてある新聞の文字と比べていただければわかるかと思いますが、彫っている小さな点のサイズは相当小さいです。
なので裸眼で見るともっとフワァとしているといいますかボヤけ具合がもう少し上がります。
私があまり目がよくないのもあるかもしれませんが…
視力2以上ある人にはあまり変わらず見えるのかな?わからない。
ちなみに裏面のスクロールも着々と進めています。
基本的に星座面の一彫り目が終わったらスクロール側も一彫り目まで進めてしまっています。
というのも、ボカシ作業に入ると大きいグラスならまだしも、こういう小さなグラスだと結構シッカリと持たないと出来ないのでどうしても裏面の下絵がこすれて薄くなっていってしまうんですよね。
裏面のボカシ具合はこんな感じ。
というより表面も実際このくらいはボヤァとボカしていってます。
実は今回から新しいダイヤモンドビットを使用しているのですが、今まで以上に細かくフワッとした表現ができるようになったので今後はさらに細かい作品が作れそうです。
先日ブログでちょっと紹介しましたが、今回試しに購入したのはこの3種類のビット。
— Atelier Kumaz (@atelierkumaz) June 1, 2016
右から歯科用、工業用、歯科用最小。
工業用のも箱には歯科用と書いてあるけれど。
それぞれ試してベストを今後買うつもりだけど、多分1番左になると思う。 pic.twitter.com/kYp2ZwvjNr
そんなこんなでついに完成!
だいぶ思った通りに完成出来てホッとしました。
ボカシも以前より細かくなったのでぜひこれを活かしていきたい。
ちなみにライトアップしてみるとこんな感じになります。
中に黒いリボンを入れたまま撮影しているので
反対側が透けずに見えていますが、外してライトアップするとこんな感じ。
※作品購入(ミンネ)はこちらから:https://minne.com/kumaz708
※オーダー等に関してはミンネのメッセージ上か、こちらからお問い合わせ下さい:atel
現在制作しているシリーズモノは『十二星座』と『サーカス団』の二つですが、個人的にはどちらも制作していて本当に楽しい作品です。
次の星座は『蟹座』。
私も蟹座なのですが、自分の星座が来るとなんだかちょっとワクワクしますね。
そう思うと、同じ気持ちの人もいるだろうから早く全星座制作したいなぁなんて事も想ったり。
ちなみに、サーカスシリーズのほうは次のデザインは既にいただいておりましてモチーフは『ライオン』です。
獅子座を彫る前にライオンを彫る事になりそうな予感←
それ以外のモチーフは色々と話していて、予定ではクマとかゾウとかワオキツネザルなど、サーカスから連想できるような生物にしていくつもりです。
どこまで増えるかわからないですが、ぜひお楽しみに。
それではまた次回の記事で~(●・(エ)・●)