作品紹介 試作品~青の被せガラス『満月が煌く海辺』~
こんにちわ&はじめまして(●・(エ)・●)
昨日の記事で『次回作何が見たいかをアンケートで聞いてみようかな…』と呟いていましたが、有言実行、アンケートで募集してみました!
そちらの結果がこちらになります↓
104票もいただけるとは……!!
— Atelier Kumaz (@atelierkumaz) May 25, 2016
ありがとうございますー!
ようするに被せガラスで星座作ったら相当よいってやつですね←
でもその前に被せガラスでとあるものを制作します〜!
上手く行くかわかんないけど、お楽しみに!#アンケート結果 pic.twitter.com/wl4VJ4M94z
と、言うわけで本日は被せガラス作品を制作したのでそちらの紹介になります。
被せガラスで十二星座を彫るのもありかなぁとは思ったのですが、先にせっかくならこれをやってみたいなと思ったのがあったのでそちらを制作しました。
タイトル通りですが、『満月が煌く海辺』という作品です。
※こちらで使用しているヴェートリガーレ技法についてはこちらから
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こちらがなぜまた『試作品』なのかと言いますと、途中までは問題なく出来ていたのですが『とある部分』が納得がいかなかったので非売品、試作品としての紹介になります。
その部分の説明の前にまず下絵から紹介。
片面には満月が昇っていて、海面が煌ている絵があり
もう片面には小さな島が遠くに見えていて、島側から見える月は雲がかかっている
そんなイメージでササッと下絵を描きました。
一彫り目ではまず満月とその影を軽く彫っていき
その周りの雲もボンヤリと彫り…
全体の雲もそのままボンヤリと彫っていきます。
これでとりあえずの第一彫り目は完了。
ここの時点で大きなミスをしていた事に気が付いたのは全体が仕上がりかかった時なんですよねぇ…
それはさておき、こんな感じで月や雲が仕上がっていきます。
ここらへんは前回のオリオン座で学んだ事を活かしつつなので、そこまで苦もなくなんとか仕上がっていきました。
※前回のオリオン座についてはこちらから。
今後の悩みどころとしては、この満月の周りもボンヤリとボカシたほうがいいのか、このままのほうがいいのかの検証ですが…それについてはまた後ほど。
全体が仕上がるとこんな感じで、雲がぶわーとあり、見る角度によっては月が雲に隠れるようになってます。
じゃあ何がそんなに失敗だったの?
というとここなんですね。
これ。
島なんです。
ポツンと島が遠くに見えていて、その上には雲がかかっていてさらに遠くに満月がボンヤリと見える。
そんな一面を作る予定…だったのですが
逆光を浴びせようと思ってフチをボカしたら島に見えなくなってしまったんですねぇ…
ここはもう完全に黒い影としてしまったほうがもっと『夜の島』っぽいと仕上がり間近になって気が付いてしまいまして…笑
全体をまわしながら見たりするとだいぶ良い感じに仕上がってはいるのですが、やはりどうしてもこの島が納得がいかず。
というより、絶対黒く残したほうがよりパキッと仕上がるだろうなと思ったので、もうあえて宣言しますが
このブログ書き終わってご飯食べたら
もう一回作り直します。
なので、今回制作したこちらの作品については『満月の周りをボカしてみたらどう見えるか』というのをチャレンジしてみて、そっちのほうがよさそうであればさらにそれも取り入れて制作しなおそうと思います。
作り直した作品の紹介を明日か明後日にはするかと思いますので、お楽しみに~♪
ちなみに、この角度で撮影した際にふと
朝日が昇る、もしくは夕日が沈む絵を太陽を描かずにキャンドルで表現するのもありなんじゃないか…?
なんて思ったりしました。
もしくは単に赤い被せガラスを使用して、沈んでいく太陽の部分を白く彫ってキャンドルを入れたらかなり強く光ってるように見える…?
とか、いろいろ今後の作品についても思いをはせています(笑)
最後に、改めて
アンケートにお答えいただきありがとうございました!
今回の夜空が上手く行ったら被せガラスで星座も彫ろうと思います!
それではまた次回の記事で~(●・(エ)・●)