Atelier Kumazのアートワーク

電動ルーターで「ヴェートリガーレ」という技法を用いてガラスアートを制作しているAtelier Kumazです。 新作や制作過程などを綴っていきます。  作品購入(ミンネ)はこちらから:https://minne.com/kumaz708

作品紹介 ~イエローヘッドモニター~

こんにちわ&はじめまして(●・(エ)・●)

 

昨日は遅くまで独自ドメインの設定に戸惑い

新たな制作ができずに寝てましたzzZ

 

でもこういう大事な事は途中でやめたりするより

やりきって終わらせてからじゃないと気が済まないんですよね。

 

さて、それはさておき今回紹介する作品は

クリアガラスコップに彫った「イエローヘッドモニター」です。

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いつもと雰囲気が違う…ッ

そう感じていただけたなら嬉しいです(笑)

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このイエローヘッドモニターの撮影から

様々な色が出せるライト台を導入し

その上に乗せて撮影しています。 

 

クリアグラスコップならではの

中に入れた液体や砂、ビーズなどの色によって

かなり雰囲気が変わる事がよりわかりやすく伝わればと思っています。

 

また、今回から彫る前の写真もあります!

 

それがこちら

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通常、グラスに手彫りする際には

別の紙に描いたイラストなどをコップの中に入れて

それをなぞったりするそうですが

 

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私の場合は

直接ガラスコップに油性ペンで描いています。

 

 

さて、それはさておき、

一枚目の絵を見てあれ・・?と感じた方もいるかもしれません。

 

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顔が少し違って見える…と。

 

これは単純に本来顔がもう少し細長かったのを

最初撮影したときには角度の問題で短く見えてしまっていたということと

あとは細かい顔の線(シワ等)をどう表現したものかと悩み

表現しきれなかったのが原因です。

 

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一番最初の1彫り目(いわゆる下書きのようなもの)の時は

軽くであるからこそ、まだもう少しシワがハッキリと出ていたんですけどね。

 

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この全体の1彫り目が終わった後、顔→手→首→体→下半身

という順序で彫っていったので後半になるにつれ、

反省を生かし、首などはかなり思った通りに表現できたかなと思っています。

 

その他にも学んだ事は凄く多く、

というのも今回のイエローヘッドモニターは

実は、はじめて模様がある生物だったんです。

 

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左側から光が当たっていて、右側が少し影が落ちていることをイメージしつつ

模様をより模様らしく見えるように彫ってみました。

 

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※作品購入(ミンネ)はこちらから:https://minne.com/kumaz708 

※オーダー等に関してはミンネのメッセージ上か、こちらからお問い合わせ下さい:atelierkumaz@gmail.com

 

なかなか難しいチャレンジではありましたが、

下半身に行く頃には様々な閃きがあり、とても糧になった

思いが強くこもった作品です。

 

その閃きについてはまたいずれ別の記事で紹介したいと思います。

 

 

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また、今回はイエローヘッドモニターの学名を入れることにより

「文字を書く」ということにもチャレンジしました。

 

このイエローヘッドモニターのおかげで作品の幅がさらに広がったなと思う、

本当にお気に入りの作品の一つです。

 

 

少し長くなりましたが、イエローヘッドモニターについてはこのくらいで。

 

次回は思いのほか人気だった猫の作品について記事を書きたいと思います。

 

それではまた次回の記事で~(●・(エ)・●)